住宅ローンの借り換えに関する基礎知識

現在政府は、デフレ克服のために、金融の量的緩和を国策として推し進め、その結果、円安、株高、長期金利上昇がうまく回り始め、アベノミクスバブルと称されるほど経済が好転しているかのように見え始めましたが、5月末の株の大幅下落と長期金利の急激な上昇により、日本経済の雲行きが見えにくくなっています。
銀行は、金利には非常に敏感で、すでに大手の都市銀行では住宅ローンの金利値上げを開始しています。円安により、輸出企業の収益が大幅に改善されている中で、労働者の手取り収入は、この数年ずっと減収状態となっています。このような状況の中で、如何に家計を守っていくかが大変重要な課題であり、このためには家計支出の25%から40%を占めている住宅ローンの借り換えなども検討すべき時期にあります。
まず重要な見直しは、変動金利でローンを組んでいる人は、早急に固定ローン若しくは固定ローン+変動金利に借り換えを行なう必要があります。金利が上昇に転ずるときは、固定金利に切り替えるのは、お金を借りる場合の鉄則です。その理由は、変動金利には天井がないからです。
現在の変動金利は、0.98%から2.675%です。固定10年+変動金利の場合は、1.35%から4.00%です。また、固定だと1.74%から2.13%です。
現在だと、固定金利と変動金利の差は、わずかであり、銀行によっては逆転現象を生じているところもあります。
普通、住宅ローンの借り換えの目的は、高い金利のローンから安い金利のローンに借り替えて、その差額分をローン返済に充て、できるだけ早くローンを返すというのが目的ですが、将来ぐんぐん上がるかもしれない変動金利を固定ローンに切り替えて、これ以上の金利負担を行なわないという生活を守る目的のための借り換えもあるということを学ぶべきです。

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